湯の峰温泉

熊野詣において湯垢離場として栄えた日本最古の湯。
開湯1800年とされ、日本最古の湯として愛される湯の峰温泉は、今も昔ながらの温泉情緒を残し、湯の町の風情を感じることができます。古の人々は熊野詣の旅の途中、湯の峰で湯垢離を行い、聖地での禊ぎと旅の疲れを癒しました。
説教節や歌舞伎で有名な小栗判官と照手姫の舞台でもあります。
1日の内に7度も色を変えるといわれる「つぼ湯」があります。このつぼ湯は熊野信仰との関わりが強く、浴場では唯一の世界遺産として登録されています。湯の峰温泉公衆浴場と併せてお楽しみいただけます。
周辺には、九十九王子のひとつである湯峯王子や、小栗判官伝説の史跡などがあります。

湯の峰温泉の外湯

つぼ湯

湯の峰温泉のほぼ中心地に位置する公衆浴場とつぼ湯。
つぼ湯は熊野詣の湯垢離場として世界遺産に登録されました。入浴できる温泉としては世界で唯一登録されております。
(つぼ湯の入浴は、公衆浴場にてお申し込みください)
公衆浴場は一般湯、くすり湯、貸切湯、休憩場があります。

湯筒

川沿いには湯筒があり、ゴポゴポと湧き出る90度の熱湯で卵や野菜を茹で、温泉卵などを楽しむ事が出来ます。
(卵と野菜は土産物店等で購入することができます)

交通

JR紀伊田辺駅から龍神バス本宮大社前行き1時間50分、湯峰温泉バス停下車。