南紀ほんまもん通信第11号(2004年2月24日) 南紀ほんまもん王国 TOPへ GO!

南紀の梅林 田辺梅林と石神自然林周遊コースの散策
観梅期間 平成16年2月5日(木)〜3月7日(日)

 この季節、市内のあちらこちらで白い花の梅林を目にしますが、山里の雰囲気をかもしだす紀州田辺梅林と、100年以上手をつけられていない石神自然林周遊コース(約80分)を歩いてきました。

   
 谷あいに広がる隠れ里のような山里の梅林は、他とは違う雰囲気を持っています。満開時には谷いっぱいに真っ白な花と梅の香が漂っています。
→満開時の梅林
今年から、梅林を眺める大蛇峰(おおじゃみね)展望台から、ウバメガシの自然林を歩く遊歩道が整備されたので、行ってみました。
この林は、地元の方々が水源を守るために100年以上手を付けずに守ってきた自然林で、ウバメガシをはじめとした様々な木が残されています。ウバメガシは、特産品の「紀州備長炭」の原料になるのですが、伐採せずに守ってきたため珍しいウバメガシの群生になっています。
周遊コースは梅林駐車場からスタートします。→コース案内板拡大
白い梅の花を楽しみ、梅の香りを楽しみながらゆっくりと登っていきました。

   石神自然林周遊コースのスタートです。

少し急なところもありましたが、足場は木で作られた階段があり、歩きやすくされています。
コース脇には、木の名前が掛けられているものがあり、様々な種類の木々があることが分かります。
 
  
展望台までもうすぐですが、見晴らしのいいところで足をとめてみました。
「登ったぁ〜!」という爽快感とともに、のどかな山里の雰囲気を感じることが出来ました。

   
 大蛇峰(おおじゃみね)展望台に到着です。
この日は遠方からの山登りをするグループの方たちや地元の方もこられており、みなさんお弁当タイムでした。
観梅時期は記念スタンプも用意されています。

  展望台を過ぎると、雑木のトンネルを歩くような感じになります。
しかし決して鬱蒼としたという感じではなく、気持ちのいい山道です。
ふと足下をみると、芽を出したばかりのウバメガシが。ウバメガシは成長が遅いので、太さ10cmくらいの木になるまでは数十年かかることでしょう。

分岐点のコース看板です。この先には「大蛇峰の頭」と名づけられている三角点(511.2m)まで約25分で行くことができるそうですが、見晴らしはもうひとつ、ということで、私たちは左の自然林周遊コースへ。

山道を下っていくと、ウバメガシの群生の中に入ってきます。直径10〜30cmと、備長炭にするには太すぎるくらいに成長したウバメガシの群生は、なかなかお目にかかれません。
季節柄かも知れませんが、このあたりにはほとんど下草がなく、地表はほとんど落ち葉の腐葉土に覆われており、健康な自然林の景観が保たれています。
木に巻かれているピンクのテープは、コースの道標です。

 コースの終わりの方に差し掛かったところで紀南索道の痕跡があります。
「紀南索道」とは、大正9年〜昭和25年まで、田辺市の海沿い・新庄から日高川の奥地の龍神村までつながっていた、荷物専用のロープウェイのようなものだそうです。
今でこそ車での運搬が中心ですが、当時は林業で栄えていた龍神村まで、海産物ほかいろいろな生活物資を運ぶのに活躍していたそうです。
←索道に釣り下げられた荷物が引っかからないように、山を削った跡だそうです。
ここには杉が植えられていました。

索道跡のすぐ下には林道があるので、林道に下りて左に向かい、スタート地の駐車場まで戻っていきます。その林道沿いでも、ウバメガシの群生を見ることができます。
ほとんどの木が太陽の方向を向いているのでしょうか、斜めに育っています。
=周遊してみて・・・。=
一歩一歩足を踏み出すたびに、足の裏で感じる落ち葉のフカフカさ。なんにも手をつけていないんだぁ〜。と思いました。
この林のみどころは、いろいろな樹木が育っているのと、珍しい樹齢100年以上のウバメガシ。樹齢100年といっても直径30cm程なのですが、ウバメガシは成長が遅いので珍しいものです。
木の名前が書かれた名札を見ながら、ゆっくり歩いてみてください。

動画で紹介 ※Windows Media Player9、(ADSL以上)、約4分


   
開園期間の3月7日まで田辺観梅協会の売店が開設されており、梅干をはじめとした地元特産品の数々が販売されています。
その中でも人気があるのが、地元の方手作りの「石神こんにゃく」。毎年観梅に来ては買って帰る、という方も多いこの時期だけの人気商品です。わさび醤油で楽しむのもよし。ポン酢であっさりもよし。酢味噌をつけて食べるのもいいですね。

南紀ほんまもん通信 バックナンバー


アクセスガイド | 年間イベント | 海水浴場ガイドキャンプ場ガイド | 観光のお問い合わせ

南紀ほんまもん王国 HOMEへ